よくわかる現代魔法1、2、3
- 作者: 桜坂洋,宮下未紀
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/12
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よくわかる現代魔法―ガーベージコレクター (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 桜坂洋,宮下未紀
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よくわかる現代魔法(3)―ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 桜坂洋,宮下未紀
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どんなもんだろう、と3冊パッと読んでみた。
- 感想
魔力を練り上げる回路となる人間の体を動かす弱電流と、
機械に流れる電流はイコール。
よって、機械(パソコンや携帯)でも魔法を使う(実行する)ことが可能…
要するに、プログラムで魔法が行使できるという中々コアな設定です。
そのせいか、魔法を実行する魔力(もしくはプログラム)のことをコード*1と呼んだり、
世界の読みをレイヤー*2と書いていたり、
とにかくプログラムで日常的に使われている専門用語を出しすぎです。
私は仮にもプログラムでメシを食ってる身なので、「ふむふむ」と頷けますが、
プログラムなんてモグリなスキルを持っている人のほうが少ないのに、
説明もなしに、リンクとかコンパイルとかっていう会話はどうなのよ(-_-;
「よくわかる」っていうのはそれも考えた上でわざとつけたのか?(笑
最後に
モニター画面を毎月三百時間以上見つめていると、緑あふれる大地がとても魅力的に思えることがある。
プログラムの誤りを修正するデバッグという作業は、肉体にも精神にも大変な負担がかかるのだ。
田舎で見つかる仕事がプログラミングより楽である保証はどこにもないのだが、とにかく、プログラマーは姿をくらましてしまう。仕事が終わっている終わっていないにかかわりなく。忽然と。妻子という人質がいれば話は別なのだろうが、三十五歳定年説があるほど肉体的に過酷なプログラマーは、若い独身者が多いのだった。よくわかる現代魔法 P146〜より引用
それは私のことですか orz